- はじめに
- 研究室情報の書き方
- 所属ゼミ/研究室の研究テーマの書き方
- 自身の研究テーマの書き方
- 学会・論文実績、受賞歴
- 研究概要の書き方
- 研究活動についての書き方
STEP.1
はじめに
研究職や技術職への応募
理工系学生や大学院生の方
上記の方は企業から提出を求められることが多いため、事前の登録をおすすめしています。
作成時に押さえる基本ポイント
研究内容が共同研究等の場合、知的財産の損失になる可能性があります。
事前に関係者(大学・教授・共同研究者など)に内容を記載してよいかを確認の上、記入してください。文体は「である調」が基本です。
数字や単位は正確に入力しましょう。
下書きの段階で誤字脱字がないかチェックしましょう。
※本ページのレイアウトは、企業へ提出されるPDFに準拠した内容にて記載しています。
STEP.2
研究室情報の書き方
文章例
学校名
マイナビ大学大学院/理学研究科/理学専攻
所属ゼミ/研究室
物質情報 研究室
教授・准教授名
山田
太郎
教授
指導教官名
佐々木
花子
准教授
研究室HPのURL
https://mynaviuniversity/mycareerbox
注意したいポイント
所属ゼミ/研究室、教授名、指導教官名、研究室URLを正確に入力しましょう。
「所属ゼミ/研究室名」に関しては、研究室名称があればその名称を入力し、名称が無い場合は教員名を記載しましょう。
STEP.3
所属ゼミ/研究室の研究テーマの書き方
文章例
所属研究室の研究テーマ | ||
---|---|---|
液化ガスによるバイオマスからの油脂抽出法の開発 | ||
研究テーマ | ||
複合化学/環境関連化学/グリーンケミストリー | 複合化学/環境関連化学/リサイクル化学 | 複合化学/環境関連化学/生物解性物質 |
廃棄物試料のグリーンケミストリー分析技術の開発 | ライフサイクルアセスメントにおけるエネルギー需要量の測定方法 | 生体毒性評価法の開発 |
注意したいポイント
あなた自身の研究内容ではなく、所属しているゼミ/研究室全体で取り組んでいる研究内容を入力しましょう。
実際に研究をしている中で意識していることや、アピールしたい点などを簡潔にまとめて入力しましょう。(最大50文字)
研究テーマは最大3件登録できます。
STEP.4
自身の研究テーマの書き方
文章例
自身の研究テーマ | ||
---|---|---|
液化ガスによる乾燥および細胞破砕が不要なフルーツ加工残渣からの有価物抽出 | ||
研究テーマ | ||
複合化学/分析化学/分離分析 | 複合化学/環境関連化学/安全科学 | |
DNAの分子構造や物性の側面からみた有価物抽出手法の研究 | 液化ガスによる乾燥および細胞破砕が果物に与える影響度の計測 |
注意したいポイント
所属しているゼミ/研究室の中で、あなたが取り組んでいる研究内容を入力しましょう。
実際に研究をしている中で意識していることや、アピールしたい点などを簡潔にまとめて入力しましょう。(最大50文字)
研究テーマは最大3件登録できます。
複数取り組んでいる研究内容がある場合は積極的に入力しましょう。
STEP.5
学会・論文実績、受賞歴の書き方
文章例
年月 | 学会や論⽂投稿の実績 |
---|---|
2020年01月 | 第25回○○海洋遺跡発掘環境学会(口頭発表) |
https://xxxxxxxx.com/xxxxxxxx/xxxxxxxx | |
2020年03月 | 学術誌○○人材サービス検討 Vol.15、P119-129 |
https://xxxxxxxx.com/xxxxxxxx/xxxxxxxx | |
年月 | 受賞歴 |
2021年03月 | 第12回 ○○システム学会全国研究発表大会にて「優秀賞」を受賞 |
https://xxxxxxxx.com/xxxxxxxx/xxxxxxxx |
注意したいポイント
学会や論文投稿の実績
これまで取り組んだ研究活動(学会発表、論文投稿、特許出願など)における実績内容を時系列で入力しましょう。
学会名や論文名は省略をせずに、正式名称で入力しましょう。
内容に応じて「査読論文」「論文・口頭発表」などを追記しましょう。
学術誌などの場合は、自分の内容が記載されているページ数も合わせて記載をしましょう。
入力内容の対象となるURLがあれば入力しましょう(特に無ければ入力は不要です)
最大3件入力可能です。
受賞歴
学会発表や論文投稿などにおいて、受賞歴がある場合は時系列で入力しましょう。
入力内容の対象となるURLがあれば入力しましょう(特に無ければ入力は不要です)
最大3件入力可能です。
STEP.6
研究概要の書き方
文章例
研究背景および⽬的 |
---|
国内では年間に約○○万トンの柑橘果実が収集されており、約△△%が果汁製品などに加工されている。 しかし、加工残渣である果皮や葉は高含水のまま廃棄処分されており処理コストがかさむ問題がある。 また、果皮にはアロマ原料として高価値な精油が含まれており、現在抽出には水蒸気蒸留法(SD法)、ヘキサンやエタノールによる有機溶媒抽出法が適用されているが、乾燥、細胞破砕、抽出、分離など多くの前処理に加え、残留溶媒や蒸留熱による品質劣化、抽出残渣が高含水といった問題が生じてしまう。 これに対して我々は、液化状態において水と油との親和性が高く、標準沸点■■℃の液化ガスを抽出溶媒として、高含水の植物組織から水と油を同時抽出する手法を提案した。1~3)参考文献 本手法では乾燥や細胞破砕などの前処理が不要であり、常温・大気圧下で気化するため容易に除去できる。 本研究では、○○や□□の生果皮から液化ガスを用いた精油抽出を検討し、各種分析手法により抽出物の成分分析を行った。 参考文献 1)参考文献名 2)参考文献名 3)参考文献名 |
実験⽅法もしくは研究⼿法 |
実験には以下の抽出装置を使用した(Fig.1)。 抽出カラムに、果皮○○g(含水率○○%)を、乾燥や細胞破砕を施すことなく充填し、○○℃、○○MPaの液化ガスを○○mL/minの流速で供給した。 抽出後、大気圧に減圧し、液化ガスを気化させ、溶媒のみ除去した。 また、精油の抽出量を○○法と比較し、抽出物の含まれる香気成分やフラボノイドについては、○○および○○を用いて各種分析を行った。 |
実験結果および成果 |
液化ガス抽出法によって、果皮からSD法と同等量の精油が得られた(Fig.2)。 さらに、含有水分の○○%以上が抽出され、残渣は乾燥状態であった。 また、GC-MSを用いて、果皮精油の香気成分組織を分析した結果、液化ガス抽出法では、フルーツ特有の香気成分である□□や△△などが抽出されており、SD法と比較しても大きな差異は見られなかった(Fig.3)。 さらに、HPLCによるフラボノイドの定量分析では、ビタミンである△△△や、抗ガン作用を持つ□□□などの抽出を確認した。 |
考察および今後の展望 |
液化ガスを抽出溶媒に用いることにより、乾燥や細胞破砕といった前処理を施すことなく、柑橘果皮から水及び有価物を抽出することに成功した。 本手法は、加工残渣の利活用に有効であり、今後、液化ガスによる様々な有価物の抽出挙動および抽出メカニズムを検討する予定である。 |
注意したいポイント
各項目「最大800文字、15行」まで入力可能です。
学部生の方で研究室が未確定、または研究の成果がまだでておらず記入が難しい場合は、研究課程である旨を記載してください。
専門分野外の方が読んでも理解できるように、専門用語を多用しないことを意識して記載しましょう。
参考文献を記載する場合、文章のどの部分が参考文献の対象となるのか分かるように番号を付け、文献名をまとめて後述しましょう。
図表、グラフ、画像などの挿入を行う場合は、文中のどの部分を説明するものか特定できるよう「Fig.1」や「表.1」などを記載しましょう。
※各項目ごとに最大2枚の画像を設定できます。得られた実験結果・研究成果より、どのようなことが考えられるか、あるいは示唆されたのかを入力しましょう。
※今後の展望などもあれば入力しましょう。
STEP.7
研究活動についての書き方
文章例
習熟したスキル(実験器具・手法、アプリケーションなど) |
---|
【実験器具】水蒸気蒸留装置、○○抽出装置 【開発環境等】OS:Solaris、windows DB:Oracle フレームワーク:Spring Framework |
注意したいポイント
あなたの研究活動において、主に使用した実験器具、装置について入力しましょう。
器具や装置を伴わない場合は、分析手法や開発環境等を入力しましょう。
こちらの項目は改行が不可となります。